Cinema Terminal Gate005 一次審査について

Cinema Terminal Gate005に作品をご応募いただいた皆様、まことにありがとうございました。

首都圏映画サークル連合委員会で一次審査を行い、応募作品の中から上映16作品を決定いたします。

一次審査の詳細は、下記のとおりです。

≪審査会までの審査資料の集約≫

・審査に参加する委員は、応募全作品を鑑賞した上で、各作品に1点から10点の10段階で点数をつけ、講評コメントを用意する。採点にあたっては、委員一人ひとりの評価軸や観点を尊重するため、委員会としての統一基準は設けない。

・「委員自らが制作に携わった作品」(※1)については、審査対象外とする。

・全作品の点数・コメントを担当者が集約し、審査資料とする。

・各委員の点数については、平均点が5点になるように調整を加える。各委員の素点を「5/平均点」倍し、「調整後の点数」とする。(※2)。

(※1)委員の監督作品に加え、「委員自らが一度でもプリプロダクション、ポストプロダクションを含めた制作現場に立ち会った作品」も含む。

(※2)委員Aが、作品「甲」「乙」「丙」「丁」について、それぞれ「8点」「3点」「7点」「4点」を付けた場合、

① 委員Aのつけた点数の平均は、(8+3+7+4)/4 = 5.5 となる。

② 「甲」「乙」「丙」「丁」それぞれの点数を「5/平均点」(=5/5.5)倍する。

「甲」の点数は、「8×5/5.5=7.27」(実際の値は「7.2727…」だが、小数第3位を四捨五入する)。

「乙」は「2.73」、「丙」は「6.36」、「丁」は「3.64」が、委員Aによる「調整後の点数」となる。

≪審査会での選出方法≫

・2019年5月11日(土)に審査会を実施する。

・下記①②の過程にしたがい、出席した委員の協議により16作品を選出する。事前に集約した点数とコメントは審査資料として参照する。

①「調整後の点数」の平均点を集計し、上位作品を選出する。点数のばらつきや監督の重複(後述)などを考慮するため、選出する点数基準は平均点集計後に決定する。

②各委員が、選出されるべきと判断した作品を複数選び、投票する。名前の挙がった作品について検討を加え、得票数も参考に入れつつ、選出の有無を決定する。主な判断基準は、「首都圏映画サークル連合の学生が鑑賞することで、今後の映画制作に向けた有意義な刺激や示唆が得られるような作品であるかどうか」である(※3)。

・「審査に参加する委員の半数以上が制作に携わった作品」については、①の選出対象外とし、平均点が上位となった場合(※4)、または1名以上の投票を得た場合にのみ、②の選考対象とする。

・「監督一人につき一作品までの選出」とする。ただし、共同監督作品については、監督全員が他の選出作品の監督と重複する場合を除き、上記の原則を適用しない(※5)。

・選出された作品について、監督の所属団体に明らかな偏りが生じた場合、団体のバランスを加味した調整を行う(※6)。

・作品選考の責任は代表が負うものとする。

(※3)「委員による賛否が割れる作品」や「一律の基準や観点で良し悪しを判断することが困難な作品」について正当な評価を与えるため審査に柔軟性を持たせ、選出作品の質的な多様性を担保することが主な目的である。

(※4)①で選出されるべき点数基準を上回っていた場合

(※5)Aが作品「甲」と「乙」の監督であり、Bが作品「甲」の監督である場合、上記原則は適用されない。ただし、Aが作品「甲」と「乙」、Bが「乙」と「丙」の監督である場合は、上記原則が適用され、「甲」「乙」「丙」がすべて選出されることはない。

(※6)首都圏映画サークル連合の合同上映会としての本イベントの意義を考慮し、多くの団体の作品が上映されることが望ましいと判断するためである。


一次審査に関してご不明な点があれば、下記アドレスまでお問い合わせください。

▼連合委員会▼

myfu.committee@gmail.com

首都圏映画サークル連合

2014年9月5日発足の団体です。 2015年9月1日現在、21の映画研究部、映画研究会、映画サークルが所属しています。 運営はすべて学生が行い、首都圏映画サークル連合運営員会が、その中心を担っています。 学生映画の質・知名度の向上、各団体の繋がり強化のため、合同上映会や合同制作を行っています。